もくじ

●  読んだ本について
▼ 「夏を拾いに」について / ▼ この本を選んだ理由 / ▼  感想

● 今回のアクション!~夏休みの自由研究をする!(ガサガサで川の生きもの調査)~
▼ このアクションにした理由は? / ▼ 準備物 / ▼ 調査  / ▼ 調査結果

● 
今回の記事を書いた人について

読んだ本について




「夏を拾いに」

著者 / 森浩美
出版社 / 双葉文庫
ISBN-10 / 4575513512 ISBN-13 / 978-4575513516

「夏を拾いに」について

父親が、自分を煙たがるようになった小学5年生の息子に自分の少年時代を語るという設定で描かれています。
昭和46年の夏、3人の少年が不発弾探しの冒険に出ます。途中、転校生との交流、ガキ大将的な上級生との勝負、そして家族の愛情に気づきながら3人が友情を育み、成長していく物語です。
最後は現代の場面に戻り、小学5年生の息子の態度にも変化が。


この本を選んだ理由

以前進学塾に勤めていた名残で、今でも日ごろから入試問題に採用される作品を読んでいます。
著者の森浩美さんは作詞家として有名な方ですが、小説が入試問題に出る作家としても超有名です。
この作品も数々の私立中学校の入試問題になっていて(関西では東大寺学園や甲陽学院など!)興味を持ちました。
すでに「家族の言い訳」「こちらの事情」という短編集を拝読していましたが、季節的にこの作品を選びました。


「夏を拾いに」感想

かつて昭和の少年だったおじさん(僕です…)が、その当時を回想することができる作品です。
おじさんにとっては懐かしいフレーズが随所に散りばめられていて楽しめます。
主人公の少年達と「思い出した少年時代の自分」に元気づけられるはずです。
少年達の心情は、小学生にも共感できるものなので、読書感想文にもおすすめの1冊です




夏休みの自由研究をする!(ガサガサで川の生きもの調査)

このアクションにした理由は?

少年時代の夏といえば、結びつくキーワードは「夏休み」。
この作品では、少年たちが草をかき分け、用水路に潜り、縦横無人に夏の自然の中を駆け巡ります。
思い起こせば自分も同じように走り回っていたなぁと。
そこで今回は夏休み気分で自由研究をしようと思いました。
今でも公園で昆虫を捕まえたり、川で魚を捕まえたりして遊んでいますが、レポートにするのは初めてです。
また自由研究のテンプレートを作成し、HPで公開することにしました。

>> レポート版はこちら(専用ページに飛びます) 

準備物




・温度計・タモ網・生き物を入れるケース
・ペットボトルの手づくりセルビン

調査

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

JR笠置駅近くの白砂川で調査(木津川に注ぐ川です)



なんかいるかな?

よいしょ

おっ!




この罠でお魚を捕獲



獲れました!



捕獲したオイカワです


調査結果




約1時間半の調査で、オイカワ・カワムツ・ヨシノボリ・ムギツク・ミナミヌマエビ・カワニナ等 を確認できました。4段階の水質階級では2番目の「ややきれいな水」であると判定できます。次 の機会ではパックテストによる水質測定もしてみようと思いました。


今回の記事を書いた人について




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津田生涯学習市民センター センター職員藤原

通勤の電車内で努めて読書するように心がけています。
昭和が舞台のノスタルジーを感じる作品が好きです。