「山女日記」を読んで苔テラリウムを作ってみた!

もくじ
●  読んだ本について
▼ 「山女日記」あらすじ / ▼ この本を選んだ理由 / ▼  感想

● 今回のアクション!~苔テラリウムをつくってみよう!~
▼ このアクションにした理由は? / ▼ 準備物 / ▼ 作り方  / ▼ 感想

● 
今回の記事を書いた人について

読んだ本について




「山女日記」

著者 / 湊かなえ
幻冬舎文庫
ISBN-10: 4344425162
ISBN-13: 978-4344425163

「山女日記」あらすじ

1話ごとに主人公の女性が国内外の山に登るという短編小 説集です。彼女たちは、結婚生活や仕事、恋人等の人間関係 や過去に悩みを持っており、それらをモヤモヤと心に抱えな がらそれぞれの山に登ります。山に登ることで、すべての悩 みがすっきり解決するわけではないですが、自然や他者との ふれあいを通して自分と「対話」し、心が癒されたり決心し ていく過程が描かれています。


「山女日記」感想


登山が好きだと言うと、「あんなしんどそうなことの何が楽しいの?」と聞かれることがよく あります。この作品は、山好きな方はもちろん、山に登ったことがなくそんな疑問を持っている 方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

もちろん山に登る理由は人それぞれですが、美しい山の情景の描写や、主 人公の気持ちの変化に触れることでその理由が少しはわかるはずです。最終 話「トンガリロ」の登場人物が発した「もったいないよな。世の中にはすご い場所やきれいな景色がいっぱいあるのに、それを知らずに過ごすのは」と いう言葉に非常に共感しました。

そう、自分の足で一歩ずつ登ることでしか見れない景色がそこには広がっ ているのです。その絶景を前にすると自分の悩みなんて本当にちっぽけに思 えてきて、気分がすっきりとします。正に、登山ができない今でも山での追 体験をしているようでした。

また主人公の女性たちは何かしらの共通点や繋がりがあることが多く、あ る話しでは主人公の人が、ちがう話しでは脇役として登場しており、楽しむ ことができました。それと同時に、みんなそれぞれの人生を自分が主人公と して生きながら誰かの人生に脇役として登場することで、人と繋がっている のだなとしみじみと感じました。




苔テラリウムをつくってみよう!

このアクションにした理由は?

山の情景を思い浮かべる中で思ったこと は「私も実際に緑を感じたい!」特に長野 県・八ヶ岳の苔が広がる風景が好きな私。 調べていると「苔テラリウム」なるものを 発見しました。ガラス容器の中で苔を育 て、インテリアにも出来るとのこと。作る のも管理も簡単そう!ということで今回、 挑戦してみました。

準備物

山の情景を思い浮かべる中で思ったこと は「私も実際に緑を感じたい!」特に長野 県・八ヶ岳の苔が広がる風景が好きな私。 調べていると「苔テラリウム」なるものを 発見しました。ガラス容器の中で苔を育 て、インテリアにも出来るとのこと。作る のも管理も簡単そう!ということで今回、 挑戦してみました。

作り方




①ハイドロボールを容器に2~3㎝敷き詰める



②その上に、培養土をのせていく



③苔を植えていく間に、苔の長さをそれぞれ整える



④岩の置物を中心に設置した後、シッポゴケを奥側に植える



⑤スナゴケを手前に、植えた後に霧吹きで水を上げる



⑥最後に、マスコットを真ん中に載せたら完成!


感想

本当は、苔を育てるため少し間隔をあけて植えた方がいいみたいですが…やっ てたらつい楽しくなってきていっぱい植えてしまいました(笑)土も苔も今回紹介した以外 に、いろんな種類があるのでぜひ「オリジナル苔テラリウム」作ってみてくださいね~。


今回の記事を書いた人について




 ・ 

菅原生涯学習市民センター 業務リーダー むらお

山で食べるごはんとコーヒーをこよなく愛する20代後半女性。
大学時代に冨士山に登ったことをきっかけに山に魅了される。
最近は、登山+旅行の良いとこ取りスタイルな旅にハマり中。