NO.0009
桃の節句と雛人形のおはなし
NO.0009
桃の節句と雛人形のおはなし
公開日 2019.2.17
まもなく3月ということで、センターでは先日よりお雛様が
窓口に座り、受付担当をしています。
今でこそ女の子が美しく飾って喜んで遊ぶ風習の雛祭りですが
雛人形の起源は古く 縄文時代の「土偶」や古墳時代の「埴輪」にまでさかのぼり
いずれも信仰の対象物として用いられていたそうです。
平安時代には人形(ひとかた)形代(かたしろ)などが
疫病を追い払う為や身代わりなどの意味合いで作られたとされました。
時が経つにつれ、子供の誕生と共に枕元に置いて幼児にふりかかる災いを移し
幼児を守る天児(あまかつ)這子(ほうこ)が作られるようになっていったそうです。
室町時代には雛祭として白酒やお餅を食べる楽しい行事とされており
江戸時代に入ると幼児のお払いという意味も薄れて
今日のような「お雛祭り」になっていったようです。
(勉強になりました!)
「お雛祭り」の3月3日は「桃の節句」とも言いますよね。
名前の由来には、旧暦の3月3日頃に桃の花が咲くといったことから、イザナギとイザナミにまつわる日本神話まで諸説あるとのこと。
妻のイザナミに会いたい夫のイザナギは黄泉の国を訪れますが、覗いてはいけないという約束を破って目にした彼女の姿はとても醜く、思わず黄泉の国から逃げ出してしまいます。
怒ったイザナミや黄泉の国の神たちから逃れる際に、黄泉の国の境に生えていた「桃」を投げてイザナギは難を振り切るのです。
この神話から桃は「魔除け」「厄除け」の効果を持つとされているんですね!
さて、窓口に座るセンターのお雛様はスタッフの手作り!
木目込み(きめこみ)人形という木製の胴体に溝を彫り、そこに布地の端を埋め込んで衣裳を着せて作る人形なんです。
完成してすぐはこんな風に書類立ての陰から私たちの仕事を見守ったりもしていました。
少しの間、同じ場所から見守っていたようですが・・・
今は受付に移動していますので
センターにお越しの際には、そんな二人の期間限定受付担当の仕事ぶりをぜひご覧ください!!
【投稿:スタッフT】
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