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NO.0019
はじめての色鉛筆画教室✍vol.3

公開日 2019.7.19


実技講座「はじめての色鉛筆画教室」
今回のブログでは、第4回目と最終回の模様をお届けします。
(→第1回目の記事はこちら!
(→第2・3回目の記事はこちら!

第4回目の講座では前回に引き続き、モチーフの色を塗り進めていきました。



塗り方にはコツがあります。
線で描くのではなく、ぐるぐるとしたタッチで塗り進めていきます。
そうすると重ねた色と色とが混ざり合いやすくなります。



塗り進めていきます。



離れたところから見て、客観的に作品をみてみます。
そうすることで絵の中でのモチーフ同士の距離感や色味など実際のものと比べて合っているか確認することができます。



最終回ではトマトはヘタ、りんごは枝の部分などポイントとなる箇所を描きました。




よ~くみると枝やヘタにも陰影がついていたり、微妙な色の差異があります。
実際のモチーフをしっかりと見て描くことが大事です。



影も描いていきます。

色鉛筆画、いよいよ完成に近づいてきました、、!!






みなさんの作品をホワイトボードに貼って鑑賞します。
隣の人の作品以外見る機会はなかったので、他の人がどんな風に描いているのか見比べてみます。先生がそれぞれの作品の良くできているところを挙げて解説しておられました。
特にモチーフが異なる人の作品を見るのは新鮮だったのではないでしょうか。



最後にサインを描いて完成です!!

全5回の講座へのご参加お疲れさまでした。
色鉛筆画は繊細な作業を必要とするため、みなさん集中して講座を受講されていました。毎回二時間の講座が終わった後は大変お疲れになられたのではないでしょうか。
「毎回楽しかった!」「自分が今まで触れたことの分野を体験するのはとても興味深い」などたくさんの反響を頂きました。
今回の講座で学んだことを活かして、ぜひ今後も色鉛筆画を続けて頂ければとてもうれしいです!

センターでは「実技講座 アート写真講座」を8月25日から全4回に渡って行います。
7月25日まで応募を受け付けておりますのでご興味ある方は是非ご参加下さい😊!

【投稿:スタッフK】


NO.0018
はじめての色鉛筆画教室✍vol.2

公開日 2019.7.10


実技講座「はじめての色鉛筆画教室」
今回のブログでは、第二回と第三回の模様をお届けします。
(→第一回目の記事はこちら!



まず構図を決めていきます。
きゅうり・バナナのような長いものとりんご・トマトのような丸いものの組み合わせはデッサンにおいて基本的な構図だそうです。
絵の中でふたつのモチーフの関係性が生まれるような構図を組んでいきます。



構図が決まったら下描きをしていきます。
画用紙の中で、絵が小さくなりすぎたり片方に寄ったりしないように注意します。




形が取れたら、いよいよ色を塗っていきます。
りんごの鮮やかな赤色に対して、トマトの赤色は熟してくすんでいるように見えます。
どんな色が入ってるか、同じ赤でも明るいのか暗いのか、など見抜いて色を選びます。



丁寧に塗り重ねていきます。


第三回目の講座では受講者の方の隣に先生が座って、一人一人の進行度合いに合わせて指導されていました。






マンツーマンでご指導いただく機会はなかなか貴重だったのではないでしょうか?
先生のアドバイスに対してみなさん真剣に耳を傾けておられました。
「指導が入る前と後じゃ全然違う!うまく書けるようになった~!」なんて声も聞こえてきました。

作品の完成が楽しみです!😊
次回は第四回目と最終回の様子をお届けします!
(7/19に第4回目と最終回の講座レポートをupしました!)

【投稿:スタッフK】


NO.0017
⚘ ねじり草が咲きました ⚘

公開日 2019.6.20


御殿山生涯学習美術センターの中庭に、


ねじり草(ネジバナ)が咲きました。





ねじり草は芝生や湿地帯に自生するラン科の植物です。
その名の通り、まっすぐ伸びた茎に小さい花がらせん状に巻きついています。

ねじり草の花言葉は「思慕」
誰かを恋しく思う、という意味の言葉です。



紫がかったピンク色の小さい花がとてもかわいらしいです。
花言葉の意味もなんだかしっくりきますね。

他にも、センターの中庭には苔に自生する様々な草花が見られます!
四季折々の自然をぜひ愉しんでください。

【投稿:スタッフK】


NO.0016
はじめての色鉛筆教室✍vol.1

公開日 2019.6.15

  
現在、美術センターでは5月から実技講座「はじめての色鉛筆画教室」が全5回に渡って開催されています!

色鉛筆作家である宮田広子さんを講師に迎え、色鉛筆画の技法を学ぶ講座となっています。

5月19日に初回が、6月2日に第2回目の講座が終了しました。
今回は初回の講座の様子をお届けします。



講師の宮田広子さんは枚方市内で色鉛筆画の講座を定期的に開催されています。
また、昨年度のアートフラッシュにも出品されました!
【2018年度開催 アートフラッシュVol.07 宮田広子 色えんぴつ画展】

今回の講座では野菜【トマトときゅうり】と果物【りんごとバナナ】のどちらかをモチーフに色鉛筆でデッサンしていきます。

初回の講座では先生のお手本を参考に、下描きの仕方と色鉛筆での色の塗り方を学びました。モチーフをよく見ることと色鉛筆画の塗り方をしっかり学ぶことが目標です。
下描きをしたら、色見本を参考にしながら使う色鉛筆を選びます。

同じ赤色でも明るさや色味が違うので、モチーフをよく見てどんな色が入っているか見抜くことが大切です。それだけで本物に近づきます。



色鉛筆をしっかりと尖らせて塗り進めていきます。



みなさん集中して作業に取り組んでおられました!





先生が一人一人に丁寧にアドバイスをしておられました。







実際に先生に手を入れてもらうことで、手の動きや力の入れ方を間近で見て学ぶことができます。

皆さんコツをつかむことができたのではないでしょうか、、?

第二回目の講座ではいよいよ実物を見て描いていきます!
(7/10に第2・3回目の講座レポートをupしました!)

【投稿:スタッフK】


NO.0015
ギャラリーコンサート開催!

公開日 2019.6.3

  
今日からセンターではギャラリーコンサートを開催しています!
6月6日(木)まで4日連続です。

出演者は
3日(月) KAWAZU(ギター弾き語り)
4日(火) 野元 修一(サックス)
5日(水) Nani★Waena(ハワイアン)
6日(木) オージー(フォーク)

と、ジャンルは様々です!

普段は作品を展示しているロビースペースを利用したミニコンサートで、
今回が第1回開催となります!


初回ということで所長のあいさつと、本日の出演者KAWAZUさんの活動をご紹介し
ギャラリーコンサートがスタートしました。


演奏していただいたのは全部で3曲です。
全てKAWAZUさんのオリジナル曲ということで曲の合間のトークでは作曲時のお話も!


20分という短い時間ではありましたが、アップテンポの曲の時は手拍子が聞こえてきたり、KAWAZUさんのストレートな想いを歌った曲の時にはじっくり耳を傾けたりと皆さん楽しんでいらっしゃいました。

ギャラリーコンサートは、6月6日(木)まで
12:30~12:50のお昼時間に毎日開催いたします。
興味のある方はぜひお越しください!

【投稿:スタッフT】


NO.0014
陶芸に挑戦しました!(素焼き編)

公開日 2019.5.20

       
タイトル通り、陶芸に挑戦しました。
長くなるので数回に分けてレポートしています!

今回は「素焼き」です!
「素焼き」は1度目の焼き工程で、時間は約7時間、温度はだいたい800度くらいまで上がります。
これを行うことで陶土の水分が抜けて器としての強度を得ることが出来ます。

窯に作品をいれてスイッチを入れたらあとは割れないことを祈るだけ。
そのためこのレポートは焼き終えた作品を窯から出す「窯出し」からスタートします。


作品がどうなっているのか、わくわくどきどきです。


窯内はこんな感じです!
窯に入れる作品の量は多くても少なくても綺麗に焼くことが出来ません。
そこで今回は、スタッフの作品とセンターで行った実技講座「はじめての陶芸教室」の参加者の方の作品とを合わせ、ある程度の作品量を確保して素焼きを行いました。


割れてないかな…


ひとつひとつ確認して…


どれも綺麗に焼けていました!
ひとまず安心です。

ですが、まだ完成ではありません。
この状態ではまだ水分を吸収してしまうので、コップやお皿として使うために「釉薬(ゆうやく)」を掛けてもう一度焼く必要があるからです。

次は釉薬をかけての「本焼き」についてレポートします!
お楽しみに!

以前の記事はこちらをご覧ください↓
陶芸に挑戦しました!(器の成形編)

【投稿:スタッフT】


NO.0013
陶芸に挑戦しました!(器の成形編)

公開日 2019.5.9

       
タイトルの通り、陶芸に挑戦しました。
長くなるので数回に分けてレポートします!

御殿山生涯学習美術センターには陶芸活動のための創作室があります。
電動ろくろや、作品乾燥棚、釉薬室などがあるのに加えて、大小2つの窯があり、美術センター内で成形から焼成までを終えることが出来ます。
陶芸を楽しむ方にとってはとても便利な施設なんです!

特に窯があることは魅力的!
利用率はとても高く、週に1度の窯休憩日以外は常に稼働しているような状態です。

そこで今回は美術センターの窯などを使用して挑戦した「陶芸」についてレポートしたいと思います!

今回、私が挑戦したのは「陶器」です。
「やきもの」には「陶器」と「磁器」というものがあり、簡単に言うと材質や焼く時の温度などが違います。
※ 陶器…陶土を使用、焼成温度は800~1250度
  磁器…磁土(主成分が石質)を使用、焼成温度は1200~1400度



まずは形をつくっていきます。
「陶器」のもとである陶土は、重くて硬くてとにかく扱いづらい。
少しずつ水分を含ませながら、扱いやすい硬さにしていきます。

陶芸を大学生の頃から続けているスタッフがこの陶芸教室の講師です。



丸い底のふちに棒状の陶土を重ねて高さを出していきます。





形を整えて乾燥させます。



次は削りです。
ただ形を整えただけではボコボコしているままの器の表面を削り、綺麗にしていきます。



ここで高台(こうだい・器の底についている足の部分)も削り出します。



底の厚みを指で触って確認し



かきべらで立ち上がりをつけます。
土はとっても重たいのでしっかり削って薄く、軽くします。

コップなどには持ち手を付けて乾燥させると形作りは終了です。



次は1度目の焼きの工程、「素焼き」です。
ブログは当分続きます!
おたのしみに‼

【投稿:スタッフT】


NO.0012
さくらと御殿山の歴史

公開日 2019.4.8

        
こんにちは。
暖かくなってきました。すっかりもう春ですね!         

御殿山美術センターの周りにも春がやってきました!
そう、桜です!!


ゆっくりお花見をしたり、学校や会社への通学・通勤の道すがら眺めたりと楽しみ方は人それぞれだと思いますが、桜を見ると嬉しい気持ちになるのは皆さん同じではないでしょうか。

私もセンター横にある御殿山公園の桜を見ながら、毎日わくわくしています。
でもこのわくわくは、ただ桜を見て嬉しい気持ちになっただけではないのです。

その理由は、先月3月10日(日)にセンターで行った、マナビスト講座「御殿山の歴史と日本のうた」で御殿山の桜にまつわるお話を聞いたからなんです。

※マナビスト講座とは…
歴史・文学・スポーツなど多方面で活躍する市民や専門性の高い大学、特色ある事業者と提携して、社会的な課題や市民の関心の深いテーマについて学ぶ講座



あいにくの雨模様の中、約60人の方にご参加いただいたこの講座は、講師として御殿山神社宮司で声楽家の片岡伸介さんをお招きし、奥様のピアノ伴奏に合わせた片岡宮司の力強い歌声と共にスタート。


諸説ある「御殿山」という地名を歴史をたどりながら考えたり



御殿山の栄枯衰退を記した漢文を参加者と共に読み解いていく時間では、皆さん配布された資料を熱心に読んでいらっしゃいました。


座学の後は、センターに隣接する御殿山神社に場所を移して市指定有形文化財「遷宮絵馬」を見学。

この講座の中で扱われた「河州交野渚院碑銘」には、平安時代から皇族や身分の高い人たちが御殿山の桜を楽しんでいたことが記されています。
伊勢物語で知られる在原業平もこの地を訪れて桜の歌を詠んだそうですよ!

歌を詠んだり、お茶を飲みながらお話ししたり、中世の人も同じように桜を楽しんでいたのだと思うと、なんだかわくわくします!

そして、センターの中でも春を感じられる作品が!
4月8日から21日まで、センターでは矢野橋村「華晨(かしん)」を展示しています。

昭和10年に制作された「華晨」は土手に咲く桜並木と河が描かれた六曲一双の屏風作品です。
当センターは作者の矢野橋村が校長を務めていた大阪美術学校の跡地に建てられており、「華晨」も御殿山にあった橋村のアトリエ兼居館で制作されました。

のどかな田園風景に桜並木が描かれた屏風の大作「華晨」をぜひご覧ください。         

【投稿:スタッフT】


NO.0011
はるかぜ 手作り&のみの市レポート

公開日 2019.3.31

    
こんにちは。
今回は3月9日に開催されました活動委員会事業の「はるかぜ 手作り&のみの市」についてレポートします。

活動委員会事業「はるかぜ 手作り&のみの市」は
例年、リサイクル品を販売する「はるかぜフリーマーケット」として開催していたのですが、もっとたくさんの方に楽しんでいただけるよう、今回はいくつかの新しいことに挑戦しました!

1つ目は、センターを利用するのが初めての方でも出店出来るようにしたこと。
これまでは普段からセンターを利用されていることが出店条件のひとつでした。
2つ目は、美術センターらしく陶芸作品や手作り小物だけを販売する「手作りブース」を設け、リサイクル品を中心とした「のみの市ブース」とエリア分けをしました。
3つ目はワークショップのブース数を増やすことです。センター利用団体にお声掛けし、昨年の倍の4ブースが出店してくださいました。

主催の活動委員会メンバーも出店者の皆さんもたくさん準備をして迎えた当日!


1Fの手作りブースにはおばあちゃんと女の子のお孫さんが。
お孫さんは普段センターには来られないそうですが、かわいいものがあると聞いておばあちゃんと一緒に来てくれたんですって!


いつもセンターを利用されている陶芸団体のブースにならぶ陶芸作品はどれも100円。
その値段に驚いてお話を聞くと、使用する土や焼き方にも相当なこだわりを持たれていました。でも、「アマチュアですから、お金を出して買ってもらえるだけで有難い」とのこと。
やはりお客さんもその安さに驚かれていて、こだわりの色や形についての話を聞いてまたびっくり。手に取ってじっくりと見ていらっしゃいました!



2Fののみの市ブースは開場前からお客さんが並び、イベントが始まると同時に買い物がスタート。
手作りブースとはまた雰囲気が違い、値段交渉の声や試着などでとても賑やかです。
両手に大きな袋を提げて帰る方が多くいらっしゃいました。


実際に作って楽しむことが出来るワークショップブース(1F)も人気。
つまみ細工やフラワーコサージュ、折り紙など、皆さんに楽しんでいただけるブースが並んでいて、このワークショップを目当てに来られた方も多かったようです。

私も「レザークラフトの会」さんによる本革のタッセル作りに参加!


好きな革と金具を選んで


形を整えて


金具を取り付けて出来上がり!
素敵な本革のタッセルがものすごーく簡単に出来ました!

それぞれのブースに講師の先生がいるので、初めてでも綺麗に作ることが出来ます。


フラワーコサージュのブースでは女の子も頑張っていましたよ!

例年よりもパワーアップして行った今年の「はるかぜ 手作り&のみの市」
毎年出店者として参加されている方からは「例年よりもお客さんが多くて嬉しかった」という声を頂きました。

今回の出店ブースにはかわいらしい小物やアクセサリー、ランドセルカバーといった若い方や子どもさん向けのものも多く並んでいたので、次回はもっと幅広い年代の方にお越し頂けるよう頑張ってPRしていきたいと思います!

さて6月にはセンター全館イベントの「御殿山フェスタ2019」が開催されます。

「はるかぜ 手作り&のみの市」のような物販やワークショップに加えて、音楽やマジックショーなどのステージもございます!お楽しみに!

【投稿:スタッフT】


NO.0010
けん玉であそぼう!をやってみました!

公開日 2019.3.4

       

こんにちは。
もう3月、桃の節句も過ぎてあとは暖かくなるのを待つばかりです。

さて、今回は2月24日にセンターで行われました活動委員会事業「けん玉で遊ぼう!」のレポートをしたいと思います!

「けん玉で遊ぼう!」は広報が出る前から「今年のけん玉はいつやるの?」と問いあわせを頂いたり、近隣小学校にチラシを持っていくと先生方から「けん玉名人が来るやつですね!」と言われるほどに
知名度が高い人気のイベントで、午前の部は受付開始後すぐに募集定員に達し、まもなく午後の部もいっぱいになってしまいました。

教室は、けん玉の正しい持ち方や技の紹介に始まり、ゲームや練習時間を経て「級認定の試験」といった流れで、参加者にはそれぞれの級に応じた認定証が授与されます。


毎年参加しているリピーターの子供さんの中には、1級に挑戦する子も!



私も廊下でこっそり練習してみました。


「去年は技が出来ずに泣いてしまった子どももいたよー」と聞いた時には、「泣いちゃうなんてかわいいなー」くらいに思っていたのですが、気が付くと大人の私も「悔しい!」と夢中でチャレンジしていて、涙してしまう気持ちが理解出来ました。

ちなみに私の限界はこの「ろうそく」です。(大体6級くらい)


今年も泣いてしまったり、涙を我慢して取り組む子どもさんもちらほら。
上手くいかない時は、けん玉名人が丁寧に教えてくれます。


入り口近くでは、男の子とおじいちゃんが2人で頑張っていました。
途中、技が出来ずに座り込んでしまった男の子を、おじいちゃんがなんとか励まして練習に復活!
その後は休むことなく練習を続け、最後の級認定試験の時間に!


出来ないときはおじいちゃんの腕につかまって小さくなっていたのに、最後はおじいちゃんのそばを離れ、級の認定を受けるため、ひとりけん玉名人のもとに向かっていきました。
堂々と技を披露する男の子の姿を見ている私の目から、なぜか涙が…
途中落ち込んだりもしましたが、最後まで本当によく頑張っていました!
6級取得、おめでとうございます!


私にとって、とても心温まる出来事だったのですが、うまく伝わるかどうか・・・
会場でしかわからない興奮や感動、いろいろなことがあるということですね!

このブログで興味を持たれた方は、ぜひ次の機会にご参加ください!

今週は「はるかぜ 手作り&のみの市」マナビスト講座「御殿山の歴史と日本のうた」があります!
暖かくなってきたので、お散歩がてらセンターに遊びに来てくださいね!

【投稿:スタッフT】


NO.0009
桃の節句と雛人形のおはなし

公開日 2019.2.17

       

まもなく3月ということで、センターでは先日よりお雛様が
窓口に座り、受付担当をしています。


今でこそ女の子が美しく飾って喜んで遊ぶ風習の雛祭りですが
雛人形の起源は古く 縄文時代の「土偶」や古墳時代の「埴輪」にまでさかのぼり
いずれも信仰の対象物として用いられていたそうです。

平安時代には人形(ひとかた)形代(かたしろ)などが
疫病を追い払う為や身代わりなどの意味合いで作られたとされました。
時が経つにつれ、子供の誕生と共に枕元に置いて幼児にふりかかる災いを移し
幼児を守る天児(あまかつ)這子(ほうこ)が作られるようになっていったそうです。

室町時代には雛祭として白酒やお餅を食べる楽しい行事とされており
江戸時代に入ると幼児のお払いという意味も薄れて
今日のような「お雛祭り」になっていったようです。
(勉強になりました!)

「お雛祭り」の3月3日は「桃の節句」とも言いますよね。
名前の由来には、旧暦の3月3日頃に桃の花が咲くといったことから、イザナギとイザナミにまつわる日本神話まで諸説あるとのこと。
妻のイザナミに会いたい夫のイザナギは黄泉の国を訪れますが、覗いてはいけないという約束を破って目にした彼女の姿はとても醜く、思わず黄泉の国から逃げ出してしまいます。
怒ったイザナミや黄泉の国の神たちから逃れる際に、黄泉の国の境に生えていた「桃」を投げてイザナギは難を振り切るのです。
この神話から桃は「魔除け」「厄除け」の効果を持つとされているんですね!

さて、窓口に座るセンターのお雛様はスタッフの手作り!
木目込み(きめこみ)人形という木製の胴体に溝を彫り、そこに布地の端を埋め込んで衣裳を着せて作る人形なんです。


完成してすぐはこんな風に書類立ての陰から私たちの仕事を見守ったりもしていました。


少しの間、同じ場所から見守っていたようですが・・・


今は受付に移動していますので
センターにお越しの際には、そんな二人の期間限定受付担当の仕事ぶりをぜひご覧ください!!

【投稿:スタッフC】


NO.0008
今年もどうぞよろしくお願いします。

公開日 2019.1.10

       

こんにちは。
昨年はたくさんのご利用ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始はみなさんどのように過ごされましたか。
おうちで静かに過ごされた方もいれば、元旦に日の出を見たり、初詣や初売りに行ったりとアクティブに過ごされた方もいらっしゃるかと思います。
初売りをしているということはお店が開いているということですので、1日から働いていた方も多いかもしれませんね。

センターは1月4日から開館しています。
年末から準備していた賀詞や吊り飾りでロビーもにぎやかです!



スタッフの手による美しい賀詞をはじめ



年末まで開催していた企画展アトリエ美術館vol.22「life-long learning 築山有城展」の作家、築山有城さんの手による「ぼたんなべ」。


天井や壁には吊り飾りが!







賀詞は一般的に松の内の7日までとされていますが、せっかくなので少し長めに15日まで飾ります!
ご来館の際はぜひ覧くださいね!

美術センターでは1月のイベントとして
アートフラッシュ「吉田絵美展」ロビー展示「枚方水彩画友の会展」
20日にはサンサン人形劇場もございます。

サンサン人形劇場はまだチケットが残っておりますので、お問い合わせください。

【投稿:スタッフT】


NO.0007
2018年最後のブログです!

公開日 2018.12.26

       

センター企画展のアトリエ美術館vol.22「life-long learning 築山有城展」が23日に無事終了し、クリスマスも過ぎたので、館内は普段の落ち着いた雰囲気に戻りました。

すっきりした館内を見ると、蛍光イエローの反射がまぶしいロビーや、かわいらしい切り株が並ぶ中庭、エントランスのクリスマスツリーなどが思い出されてちょっぴり寂しくなります。

美術センター及び図書館は12月29日から1月3日まで閉館いたします。
年末年始、日本列島は強烈な寒波に襲われて各地で雪が降る予報が出ています。
年明けに御殿山の急な坂を利用される際は、十分お気を付けくださいね。

そして、書道が好きなスタッフは賀詞を練習中です。
練習だったので毛足の短い絵筆とコピー用紙ですが、なかなかの出来栄え。




年始の飾りとして登場する予定ですのでお楽しみに!

今年もたくさんのご利用ありがとうございました。
2019年もどうぞよろしくお願いいたします。

【投稿:スタッフT】


NO.0006
クリスマスがいっぱい!

公開日 2018.12.10

       

あっという間に12月も半ば。
2018年も残りわずかです。

12月の大きなイベントと言えばクリスマス!
センターにもクリスマス飾りが登場しました!!

まずはスタッフによる手作りのクラフトツリー!
画用紙、折り紙、紙テープで出来ています!


こんな星が散りばめられています!
一番上にキラキラの大きな飾りを付けて完成です!


この手作りツリーはセンターの受付に設置しています!


他にも雪の結晶の飾りやリースもありますよ!


定番のツリーも!
高さは約2.4mです。
センターに来ていた子どもたちも、おうちでは見たことのないようなツリーを見上げて目をキラキラさせていました。


中庭に続く廊下のガラス窓には雪の模様が!


そしてセンターだけではなく
図書館もクリスマス仕様になっています。


他にも手作り飾りのツリーや、クリスマスに関連した特集コーナーもあります!
       
センターも図書館もどんどん飾りが追加されているので、ご来館の際はぜひご覧ください。

※顔写真はご本人の許可をいただいて掲載しております。

【投稿:スタッフT】


NO.0005
「life-long learning 築山有城展」開催中!

公開日 2018.12.3

       

11月23日(祝・金)より、センター企画展のアトリエ美術館vol.22「life-long learning 築山有城展」を開催しています!

24日にはオープニングイベントとして、築山有城さん本人による解説、来館された方との交流会、枚方なぎさ高校の学生作品を展示したTOUROU(灯ろう)アートを行いました。

トーキョーアーツアンドスペースの伊藤まゆみさんを聞き手としてお招きした作品解説では、築山さんが「今日だけしか言いたくない」という作品の秘密や、展示作品を思いついた背景などを話してくださいました。



作品解説を聞き、築山さんとのお話が盛り上がった方たちは、そのままオープニングパーティーへ。

地元のお店のたこ焼きやコロッケ、サンドウィッチなどの軽食と共に、皆さんおしゃべりを楽しんでいらっしゃいましたよ!



築山さんとお話が出来る貴重な機会ということで、展示中の作品についてだけではなく、築山さんが以前別の場所で行った展示会や、今回の作品の展示期間終了後の行方についてなど、話はどんどんと広がっていき、とても賑やかでした。
       



また、夕方16時ごろよりセンターエントランスにて、枚方なぎさ高校美術部の皆さんのTOUROUアートを展示していました。



夜間利用で来館されていた子供さんは、見慣れない灯ろうを興味津々で見つめ、時には少し触りながら、楽しんでいらっしゃいました。

24日の夜のみの展示なのが本当に残念なくらい、綺麗でしたよ!
アトリエ美術館vol.22「life-long learning 築山有城展」は12月23日(日)まで行っています。

皆様お誘いあわせの上、ぜひご来館ください。

※顔写真はご本人の許可をいただいて掲載しております。

【投稿:スタッフT】


NO.0004
アトリエ美術館準備中!

公開日 2018.11.22

       

11月23日(祝・金)からスタートする美術センター企画展のアトリエ美術館vol.22「life-long learning 築山有城展」の準備が着々と進行中です!
出品作品の一部をセンターで制作されているのでその様子をご紹介します!

中庭で材料を切り分け、



陽の当たるテラスで白の下地を塗ります!




翌日は乾いた下地の上から蛍光の黄色を!!




蛍光の黄色は太陽の下だとまぶしくて目がチカチカします!
何枚も塗っているとチカチカするだけでなく、色もわからなくなってくるそうで、制作中の築山さんはとても険しい表情でした。

黄色に惹かれて虫が寄ってくるハプニングも!



どんな作品になっているかは、ぜひ展覧会にてご覧ください!

作業後はおやつで一息。
いつもは笑顔でおしゃべりも好きな方です!



11月24日には築山さんとお話する機会があるオープニングイベントがございます!
詳細についてはアトリエ美術館vol.22「life-long learning 築山有城展」をご覧ください!

※顔写真はご本人の許可をいただいて掲載しております。

【投稿:スタッフT】


NO.0003
中学生のセンタースタッフ

公開日 2018.11.7

       

こんにちは。
御殿山生涯学習美術センターには、10/31・11/1の2日間、枚方市立第一中学校2年生が職場体験に来てくれました。
中学生の男子生徒4人ということでわたしたちも少し緊張していたのですが、中庭の掃除や椅子運びなどの仕事にも興味を持って積極的に取り組む姿はキラキラしていました!

2日間のプログラムの中では、窓口での受付業務や掲示物の貼り換え、巡回等の基本的な仕事の他、センターでしか出来ないことも体験してもらいました。

例えば、施設利用のサークルさんが実際に活動されている様子の見学です。
利用者さんと交流を持ってもらうことで、少しでも実感を持って「生涯学習」や「生涯学習施設」を理解してもらえるのではないかと考えました。

1日目に見学したのは、陶芸サークルさんの活動です。
サークルさんの活動内容のほか、サークルの皆さんそれぞれが陶芸を始めたきっかけや、どういった思いで作品を作っているのかを話してくださいました。


話をしているうちに
粘土を触ってみる?
ろくろ回してみる?
…と予想外の体験でしたが、あっという間に、粘土が小さい器の形になっていました!




綺麗に形を整え、釉薬をかけて、後日の窯焚きの際に一緒に焼いてくださるとのこと。
彼らの手元に届くのは少し先ですが、初めての粘土・ろくろのいい思い出が出来ました。

2日目には窯を使用されているサークルさんの窯出しを見学しました。


こちらも中学生にとって初めての窯見学で、生徒のみんなは、どきどきしながらのぞき込んでいました。
見学に協力いただいたサークルさんも、窯を開けた時に作品がずらっと並んでいる様子を中学生に見せるため、時間を合わせて待機してくださっていました。本当にありがとうございました。

さらに、学芸員の仕事として、所蔵品の取り扱いにも挑戦しました!
保管庫を見学し、作品を管理する上で気を付けなければならないことについて学んだら、
みんなで白手袋をはめて、展示に挑戦です!
今回扱ったのは、所蔵作品のうちの掛け軸です。
作品はとてもデリケートなので、ただ開いて壁に掛けるだけでも、決められた手順とルールがあります。
ひとつひとつをしっかり確認しながら、作品を箱から出して開き、巻いて戻すところまでのすべてを体験しました。



写真のように2人1組で作業をするのは、道具の受け渡しなどフォローが必要な為です。受け渡しのタイミングも重要で、扱う人間がスムーズに作業を行えるように見極めなければなりません。
実際に作品を扱っていない間も、気を使いながらの作業なので、終了後はみんな少しぐったりとしていました。

また、中学生からわたしたちスタッフに「どうしてこの仕事をしているのか」「この仕事の楽しいことや大変なことは?」「中学生のうちにしておいたほうがいいこと・アドバイス」などの質問をする時間もあり、スタッフは自分たちが中学生だった頃を思い返しながら、真剣に答えていました。

このように、2日間の内容は掃除から利用サークルの活動見学など、様々でしたが、中学生のみんなにとって、少しでも役に立つ、そんな時間になったのなら嬉しく思います!
中学生のみなさん、お疲れさまでした!


※顔写真はご本人の許可をいただいて掲載しております。

【投稿:スタッフT】


NO.0002
「第31回 作品合同展」終了しました!

公開日 2018.10.26

       

こんにちは。
御殿山生涯学習美術センターでは、作品合同展が無事終了しました。
たくさんの方にご来館いただき、とても嬉しかったです。

今回は、合同展会期中(16~21日)の出来事をいくつかお伝えします!

ひとつ目は、伏見市長の来館です。
10月19日の午後に伏見市長が来館され、合同展実行委員会の河野委員長の案内で館内を見学されました。



途中、作者の方とお話しされるなど交流もあり、貴重な時間となりました。

ふたつ目は、「御殿山神社の秋祭り」です。
センター裏の御殿山神社では例祭の秋祭りが18・19日と斎行され、両日とも夜店やステージでとても賑わっていました。センターに続く坂道にさげられた提灯もとっても綺麗でしたよ!


みっつ目は、喫茶コーナーでの衝撃の事実の発覚です。
合同展開催中に営業していた喫茶コーナーは、連日たくさんの方にご利用いただき、大盛況だったのですが、その最中に、喫茶コーナーのスタッフが衝撃の新事実に気付きました。


この喫茶「森のアトリエ」の立て看板は随分前から使用されているものです。
合同展に長く参加されている方も作者はわからないとのことなのですが…
メニューの表記が「menu」ではなく、「menew」になっています。
何気ない喫茶コーナーの看板ですが、気が付いてみるとクスっと笑える愛嬌のある看板だったようです。

次の大きなイベントは来月から1か月に渡って開催する、企画展のアトリエ美術館vol.22「life-long-learning 築山有城展」です。
着々と準備は進んでいて、実は合同展の会期中にも、彫刻家の築山有城さんがセンターで作業をされていました。
詳細は後日お知らせしたいと思います!

11月はセンター主催のイベントがたくさんございます!
19日(月)の「御殿山deガンバルーン体操」や、23日(祝・金)スタートの企画展「life-long-learning 築山有城展」など、みなさまのご来館をお待ちしています!

また、11月10日(土)からスタートします、連続実技講座「はじめての陶芸教室」ですが、まだ若干の空きがございます。

参加をご希望の方は、ホームページのイベントページにて詳細をご確認頂き、一度お電話等でお問い合わせください.


※顔写真はご本人の許可をいただいて掲載しております。

【投稿:スタッフT】


NO.0001 「第31回 作品合同展」

公開日 2018.10.16

       

こんにちは。
御殿山生涯学習美術センターでは、本日10月16日から、1年に1度の大きなイベント、「作品合同展」が始まりました。
そこで、御殿山生涯学習美術センタースタッフブログの記念すべき第1回目として「第31回 作品合同展」をご紹介します。


「作品合同展」とは、当センターを利用されている創作団体の日頃の活動の成果の発表と、相互の親睦・交流を目的として年に1度開催するものです。
今年は油彩画・日本画などの平面部門15団体と、陶芸・木彫などの立体部門14団体の計29団体と個人1名が参加され、計295作品を一堂に展示しています。

参加団体の方々が行う準備は、出品作品の制作はもちろんですが、実はそれだけではありません。


会場の設営から、作品の搬入・展示に至るまで、ほとんどの作業を参加団体さん自身が行っています。

そして迎えた合同展初日の今日は、たくさんの方にご来館いただき、とても賑やかでした。


合同展は10月21日まで開催しております。
バザーや喫茶コーナーもございますので、皆様お誘いあわせの上、ぜひご来館ください。


また、これから「作品合同展」のようなセンターでのイベントはもちろん、お知らせや日常のあれこれを皆さんに発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

※顔写真はご本人の許可をいただいて掲載しております。

【投稿:スタッフT】


               
お問い合わせ

050-7102-3135

開館時間:午前9時~午後9時まで(日曜、祝日は午後5時まで)
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始。