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2018年度 第5期所蔵品展「浅野竹二展」

開催日 【前期】8/1(水)~8/19(日)
【後期】8/20(月)~9/8(土)
会 場 御殿山生涯学習美術センター 1階
内 容  浅野竹二(1900-1998)は明治33年に京都市で生まれました。大正12年に23歳で京都市立絵画専門学校を卒業。27歳の時に日本画家の土田麦僊の画塾に入り、日本画家としてスタートし、国画創作協会展で入選。名所図絵で人気を博しますが、その後、木版画に転じ、関西木版画界の第一人者として活躍しました。米国の社会派リアリズムの画家ベン・シャーンとの出会いを機にその画風に変化が訪れます。
 昭和39年(1964)に京都の浅野竹二宅を訪問したシャーンから浅野は明快な色彩と単純化されたフォルムの画風に対し称賛を受け、その後画風はより自由さを獲得していきます。
 今回の所蔵品展では浅野の画業をベン・シャーンとの出会いを境にして、二回に分けて開催します。
 浅野は風景画で有名になりましたが、当センターには人物を描いた版画が多く所蔵されています。今回は人物に焦点を当て、前期(8月1日~19日)はシャーンと出会った1964年以前の作品と出会いを機に変化を見せ始めた70年代の作品、後期(8月20日~9月8日)はより形にとらわれず自在さを獲得していく80年代から晩年の90年代の作品を展示します。
 浅野がシャーンとの出会いをきっかけにした画風の変遷をたどる場となることを願っています。

【前期展示作品】
「石工」、「木挽き」、「人夫たち」、「市場にて」、「扇持つ女」、
「雨」、「人形使い」、「海女」、「のぞきみ」
【後期展示作品】
「子供」、「漁夫」、「ここにこうして」、「祭神」、「父と子」、
「夜のサキソフォン」、「呪符の人馬」、「木陰」、「花の季節」
お問い合わせ

050-7102-3135

開館時間:午前9時~午後9時まで(日曜、祝日は午後5時まで)
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始。