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2018年度 第4期所蔵品展「矢野橋村の師と弟子たち展」を開催中です。

開催日 7/16(月・祝)~7/29(日)
会 場 御殿山生涯学習美術センター 1階
内 容 大阪美術学校校長の矢野橋村は小学校を卒業し、南画家を志して愛媛から大阪に出てきました。橋村は当時有名な某画家に入門を拒まれたすえ、南画家の永松春洋の塾に入門します。春洋は大阪で多くの弟子たちを育て、南画の再興に大きく貢献し、関西で南画家の泰斗として活躍しました。
橋村は大正13年に大阪美術学校を設立します。橋村は自分が入門を断られた経験があることから、誰でも学べる美術学校の設立を望んでいたと伝えられています。橋村は同校で多くの南画家を育てます。直原玉青(昭和3年卒)と清水要樹(昭和8年卒)もその二人です。直原は日本南画の第一人者として活躍し、日本南画院の会長・理事長を務めました。清水要樹はアメリカ、スペイン、中国など海外の南画院展に出品するなど文化交流に寄与し、日本南画院副理事長も務めました。
今回は橋村を軸に師と弟子たちの作品を一堂に会し、師弟間の芸術の伝承をたどる機会となれば幸いです。

【展示作品】
永松春洋「瀑布図」、「碧山雨餘」
矢野橋村「松渓栞客図」、「秋堤帰牛」
清水要樹「白糸瀧」
直原玉青「想望」
月居偉光「ともし火」
お問い合わせ

050-7102-3135

開館時間:午前9時~午後9時まで(日曜、祝日は午後5時まで)
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始。