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2019年度 第1期所蔵品展 矢野橋村「華晨」展

矢野橋村「華晨」展 展示風景


開催日 4/8(月)~4/21(日)
会 場 御殿山生涯学習美術センター 1階
内 容 今月は矢野橋村(やのきょうそん 1890-1965)の六曲一双屏風「華晨(かしん)」を展示します。
連なる山々を背景に、土手に咲く桜並木の下をゆったりと河が流れるようすがパノラマ風に描かれています。
実景ではなく、淀川をモデルに描いたといわれています。「華晨」は昭和10年に制作されました。
款記には「橋村迂叟写此図於浪華北河渚邱大来館」の文字が見えます。大来館は大阪美術学校横にあった橋村のアトリエ兼居館であり、橋村が大来館で描いたことを示しています。
橋村は南画の伝統を踏まえながらも、時代の流れに応じて近代化を図り、「新南画」の確立を目指していました。
御殿山の地に大阪美術学校があったのは昭和4年から同19年まで。橋村が校長として後進の指導にあたりながら、御殿山の地で描いた大作を心ゆくまでご鑑賞ください。

【展示作品】
矢野橋村「華晨」 屏風 六曲一双
お問い合わせ

050-7102-3135

開館時間:午前9時~午後9時まで(日曜、祝日は午後5時まで)
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始。